周防ゆきこ

ある日、夫・三郎が事故に遭い、病院へと向かった妻のゆきこ。向かった先はゆきこが過去に看護師として働き、三郎の友人・笹木が院長を務める病院だった。三郎がこの病院を指定したというのだ。しかし、ゆきこは過去に笹木と深い関係を持っていて、当時妻を持つ笹木に抱かれていたゆきこにとって忘れたい過去だった―。しかし、ゆきこと久しぶりに再会した笹木は、ゆきこにあの日の関係を思い起こさせていく。夫が眠る病室で…。

収入が不安定な夫との生活の為に、不動産屋で働く妻のゆきこ。最近は契約も取れず、肩身が狭い思いをしていたが、ある日、成金の不動産投資家・大木がやって来る。大木は商談を持って来ていて、その場にいたゆきこを気に入り自分の担当に指名する。しかし、ゆきこが人妻だと知った大木は、権力を利用して自分の物にしようと企むのだった。そして、何も知らず男性客を内見へと案内していたゆきこに男が突然、襲い掛かって来て…。

夫・康介が病に倒れ・介護の日々に明け暮れる妻・ゆきこ。だが、女一人ではままならず、ヘルパーを派遣する事に…。来たのは大木という男性で、非常に丁寧なサポートに康介も元気を取り戻し、ゆきこも彼に心を許していた。しかし大木は以前からゆきこに興味を持っており、あるとき彼女にマッサージを施し…。何も知らず快く受け入れるが違和感を感じて抵抗するゆきこ。しかしご無沙汰だった身体は敏感に反応して…。